銭湯お遍路100湯目 テルメ末広@志茂・北区・東京

記念すべき100回目はちょっとこだわりたかった。でも、もう行く価値のありそうな銭湯サウナはほぼない。なんでもええなら、なんぼでもあるけど…と思って調べると、東京都内都下あわせて去年(令和4年)現在で、462軒しかなかった。15年前から半減しているらしい。ちなみに昭和40年は2,641軒。

ここはその15年ほど前に「谷川真理ハーフマラソン」に出た後に、仲間11人と行った覚えがある。ちょうど回数券が買えたので、割り勘でちょっと安く入れた。スタンプラリーも当時やってなかったから、もう一度行ってスタンプをもらうことに。サウナにも入っていなかったので調査もしてみる。

南北線志茂駅から志茂銀座に入ったらすぐに、「みどり湯」という銭湯があった。サウナもあるし一瞬ここでもええかと思ったけど休みやった。

なんとそこに「赤羽ハーフマラソン」のポスターがあり、ゲストが師匠の吉田香織ちゃんやった。日程的に谷川真理を引き継いだハーフなんやろう。

そのまま道なりに進むと立派な熊野神社が。日本に鈴木の名が多い理由。熊野信仰を広めた人を鈴木というらしい。関東方面にめっちゃ熊野神社が多いので当然鈴木さんが多い。でも、知り合いに鈴木は意外に少ない。カミさんだけ。またまた余談。 

7分程で到着。京町家風の懐かしい外観。覚えてるわ〜。お寺みたいな宮造りより、おしゃれ。当時と同じく感じのいい女将さん。多分同じ人なんだろう。追加300円で、マット2枚(尻の下と足の下用)と大小タオル、サウナの鍵を受け取る。

ここはお風呂が充実していて、ジェットバス等の42度の白湯、40度の漢方薬湯、46度の熱湯に露天風呂と水風呂。温冷交代浴にもってこいで文句なし。シャンプー類も無料。

さてサウナ。椅子の下に格納されているボナサウナで詰めたら8名定員ぐらいかな。蒸気が出るとか書いてあったけど、汗の粒がきれいに見えるので、乾燥気味のまさしくドライサウナ。

今日は先客はひとりで、最後まで2人だけだった。なので、マットは敷きっぱなしでOK。2枚のタオルを水風呂に行くときどうすればいいのか悩んだけど。

天井付近で90度で、体感は80度。ちょっと低いので1セット目は15分かかる。

で水風呂は25度とか書かれてたけど、今日はめっちゃ寒かったので、18度だった。バイブラ(気泡)もあり、悪くない。3分ほどかかってやっと脳が溶け出す。洗い場に座って、しばしととのいを楽しむ。

2セット目は18分でやっと温まる。水風呂も3分。
あまりにも時間がかかるので3セット目はやめて、お風呂を楽しむことに。

まず、46度に入ってみる。サウナに入ったあとなので、特に熱いとは感じなかった。ちょっとずつ全部に入って、もう一回体を洗い直してビール。

缶ビールはサッポロ黒ラベル、一番搾り、スーパードライ全部あった。当然スーパードライ。350m lで280円。ありがたいね。

帰りには、清めた体で熊野神社に。手水に水がなくて、どうしたらええんや?と近づくと自動で水が出てきました。ななかなハイテク。昔の神社の様子の絵があり、ユダヤ人らしき人たちが大勢描かれてた。やっぱり、そういう言い伝えがちゃんと残っているんやな。

お風呂が好きな人には、快適に十分楽しめる銭湯でしたよ。荒川を走ったあとに是非!

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