銭湯お遍路103湯目 鳩の湯@国立、東京
銭湯520円、サウナ400円(バスタオル大の手ぬぐい付き)ドライヤー3分10円。シャンプー、ボディーソープ無料。
人生初、国立駅。一時間半ほどの小旅。一橋大学と山口百恵が住んでいる街。
一橋大学方面に降りて放射線状の左斜めの真っ直ぐな道を徒歩7分ぐらい。落ち着いたとても静かな街。電線さえなければ最高なんだけど。帰りに見学したが、一橋大学は北海道大学みたいに森林で校舎に重みがある。奥に大学のラクビー場があるみたい。やっぱりブルジョワは襟のついたシャツのラクビーか。
2020年に改装された綺麗な銭湯サウナ(女性はサウナ、なし)。京町屋風の外観。オープンは12時。早いのはありがたい。着いたのはお昼の2時半ぐらい。女将はいい感じで、サウナに入るときはこれで拭いてから入ってくださいと無料タオルを渡してくれる。やっぱり接客は東京の西側はいい。
風呂場に入って左側の壁は、ペンキ絵職人丸山清人氏の絵をセラミックモザイクタイルで再現。今後建て替えたとしても、未来永劫使える。
洗い場が結構混んでいて、いい意味活気がある。お風呂は42度のジェット、38度の炭酸泉、40度のシルキーと充実している。みんな長湯でほとんど満杯。男湯では珍しい。噂に聞く女湯状態。
お湯は透明感があり綺麗。地下100mの地下水を軟水化しているらしい。ナトリウム温泉に近い成分とのこと。
サウナは5名定員の小型。ガスストーブのコンフォートサウナ。ブツブツ水が沸いていて、たまにあふれてジュンと音がする。なのでカラっからではないが、このタイプのストーブは全て湿度は低い。
こんな静かな学園都市の国立なのに、モンモンさんが三人も。彫り物の自慢をしている。意外な感じ。
湿度25%から35%設定が自慢の能書きがある。フィンランド式だと。おいおい、その上でロウリュすることを忘れてる。天気予報を見たことがないんだろうか。乾燥注意報ですよ。60%以下が乾燥ですからね。やっぱり理想は50%程度は必要。ガスストーブメーカーに騙されているんだろう。ちょっとモアっとした柔らかい感じがないと芯から温まらない。
木のチップを入れた袋を壁に掛けたり、ストーブの足元のバケツにも木のチップがあり森林浴効果を狙っている。窓枠にはフィンランドのサウナの神のトントゥの小さな石の置物がある。色々工夫を感じるのは嬉しい。
温度は天井付近で90度。温度計の位置が高いので、もうちょい高温にしてほしい。または、たまにオートロウリュがあれば問題ないが。
42度のお湯で十分湯通しして、13分でやっと水風呂に入れる。水風呂は18度程度で入門用。2分半ほどで外気浴スペースへ。3つのととのい椅子と2人用のベンチがある。これはありがたい。送風機も付いている。なんだかんだ言いながらきっちりニルバーナ。
2セット目は湯通しを忘れたので、サウナに20分もかかった。
3セット目はちゃんと湯通しして、13分で水風呂へ。外気は寒いので送風機の当たらない席でニルバーナ。久しぶりに3セット。
全体的には、なかなか良かった。Aランクを付けたいと思う。オートロウリュがあればSランク。
アサヒスーパードライの生があり中ジョッキ490円。ゴクゴク、プハー!
いろんなグッズ販売もあり、なかなかやる気を感じる銭湯でした。