ここが都内イチのサウナ銭湯です!キリッ。たかの湯@雑色 大田区
やってもうたなあ。銭湯料金500円ポッキリでこのサウナ。これには、どこも勝てん。
都内三大サウナ銭湯の記事を書こうと思ったとき、ここに行かずで書くのは公正ではないと思い行ってみた。
東京銭湯協会に入っていない。だからスタンプを押してもらえない、そんなチンケな理由で行っていなかった。でも、正式に銭湯は銭湯。
2022年3月にオーナーが変わりリニューアルオープン。自分では都内4位と位置づけていた、すごく良かった大田区久が原の「ますの湯」の姉妹店。
行ってよかった!予感通り、なんと、ここが都内最高の銭湯サウナでした。ここに行かずして記事を書くのは、ほんとうにとんでもない。もぐりと言われてしまう。
銭湯料金500円ポッキリで、オートロウリュサウナ入り放題。いい感じのととのい椅子も8個。サウナ室は頭の位置で90度。これも熱くて理想的。他店の温度計の位置では110度かも。水風呂は15度でこれも理想的。そして深さはこれも90センチと理想的。
10秒ほど水通しして体温を下げて体を拭いてサウナ室に入ったら、一瞬で結露でびっしょり。湿度が高い。
しばらくすると、ドンドンドンとバスドラの重低音が響く派手な音楽と共に、ミュージックロウリュが始まるとの録音されたDJが。椅子の下にサブウーファーがあり、地響きがして懐かしいディスコの感じ。サウナストーンに赤い光が注ぐ。(どうせなら、もっと派手にチカチカしてくれてもええけどね)
そしたら、みんな急いで下の段に移動。背中にタオルを掛ける人も。みんなサウナハットをかぶってる。何も知らない僕は、男らしく最上段で待機。
ドリカムの「やさしいキスをして」が掛かる。ガクッ、なんやねん。スローやん。その瞬間、人の丈ほどある大きなサウナストーンの塊に大量の水がかかり、自動で送風機が回り始める。熱波が背中からも、すごい勢いで回ってくる。息も出来ないくらい熱い!耳が痛い。壁は、麦飯石以上の反射熱の大きそうなレンガ風の陶器。いつ終わるのかと耐えていたが、限界!火傷するわ!ついに出てしまう。
そして水風呂へ。天国。その間まだ熱波が続いている。出てこない奴もいる。なんちゅうやっちゃ。
指折り数えて2分ほど、キタキタ!ふらふらしながら酔っぱらい状態で、ととのい椅子が近くはいっぱいでなので、遠い場所へドカン。ふか〜くととのえさせていただきました。しばらく動けない状態。気がつくといい風が。扇風機が回っていました。
これは、クセになる。やばい熱さ。オートロウリュの楽曲名と時間がメニュー表にあり(音楽なしもある)、毎日変わるらしい。
20分置きなので熱すぎる熱波をさけることもできるので安心。
西新井の「堀田湯」のオートロウリュの爆発的な熱波もすごかったけど、ここの熱波の時間はとにかく長い。どこまで耐えられるか。でも途中で出ればいいのでその日の体調で加減できる。
この熱波のあと、ビールを飲みながらホルモンでも食べれば、たいがいのことは解決できるんではないだろうか。
ここのビールは、キリンラガーの樽サーバーを注いでくれて300円!これは旨い!居酒屋でも滅多にないんではないか?生ではないラガーの樽。あの熱波には、ふさわしいガツンとした味やな。
というわけで、ここより、すごい銭湯サウナは都内にはないと断言する。(2022年8月22日現在)