小金湯@錦糸町

サウナ施設より
最高にととのう銭湯

違うページで、一番のおすすめで紹介したサウナ銭湯。その後、2箇所ほど小金湯を超えるサウナ銭湯を体験しました。しかもホームサウナが新たに決まり、久しぶりです。でも、すでに20回ぐらいは来てるかなあ。

個人的に、一番ととのうサウナはやっぱり小金湯。でした。

営業時間が変わってたし、銭湯セットを持参したが、ソープとシャンプーがまともなものに替わってた。これならタオル一本で問題なし。サウナリテラシーも上がって、北欧に次ぐ行儀良さかも。人間関係でイライラすることはなかった。

顔の高さで、いつもと同じ100〜105度ほど。普通の温度計の高さだと110度超え。オートリウリュで湿度が60%。いつもは50%ぐらいだったと思う。今朝(2022年6月15日)の天気予報では、湿度100%なんて言っていたからその影響もあるかな。

熱いけど心地よい。ぎりぎりの限界スペック。この設定は神。これが最高!

壁全体が麦飯石で、輻射熱も凄い。正直そこらのサウナ専用施設よりも深部体温が短時間で確実に早く上がる。同じところにじっと座る自体が、いらち(短気)の自分にはきついので早く水風呂に行けるのは助かる。

1セッション目は、まず、「濡れ頭巾ちゃん」ではないけど、お風呂側にある19度の水風呂でしばし水通し。気温が高いので、ここでととのいそうになるくらい気持ちいい。

サウナ室は落ち着かない入り口の一番下しか空いていなかったが、すぐにストーブの真ん前の最上段の2段目に座れた。一番熱い最高のポジション!次は奥の通気孔の場所。

しかし、ドアの外で、サウナ待ちしている。いやな雰囲気。考えるな感じろ!熱さに集中。

体感で、そろそろになってきたので、指折り60回数えて水風呂に。あいまいだが、水通しで結構冷えたので砂時計で10分はいたと思う。

水風呂は今日は気温は29度なので、いつも15度のところさすがに16度だったが、ゆったりと心地いい温度。先に入っていた人が変な方向に浸かっていたのは、ちょっとイラッと来たけど、座禅のように、すっと横に概念を飛ばす。気にしない。

そして他人のことはお構いなしに目を閉じて、ととのい出すまでじっくり浸かる。そして、外気浴のととのい椅子に。かろうじて一脚空いていた。

久しぶりに深くととのった。やはり、ここのスペックはいい。どこのサウナ施設より自分に合っている。

日当たり全開で、プールサイドで甲羅干しているように眩しく暑かったけど、時より吹く風が心地よい。

2セッション目。サウナは5分程で十分。水風呂は空いていた。

しかし、10個あるととのい椅子が満席。その椅子待ちが3人もいるのをガラス越しに見ていたので焦らず、心の準備は万全。銭湯に移りカラン前の腰掛けでととのう。

さすがに広いお風呂って感じの、教会風のエコーばりばりのなめらかなアン・ルイスの歌が聞こえる。年齢的に懐かしい。60才前後の音楽だけど若いやつが多いので、本当にええのか?って疑問もあるけど。DJボックスからレコード盤を掛けているので、見栄えはいいが。

あるサウナで演歌がかかっていて、演歌は嫌いなんだけど、歌詞をじっくり聞いてしまって、しみじみ聞き入ったことはある。今は世界的にリババルヒットしている日本のシティーポップがいいのかな。ある意味最先端。

人数制限をしているのだが、サウナと外気浴で並ぶのはゴメンなんで、サウナ2回で退散。

ここには、2種類のクラフトビールとカールスバーグの生が飲める。全部飲んでみたが正直言うと、安もん(失礼)のカールスバーグがこんなに美味かったのかってぐらい感動した。スキッとしていてサウナ後に合う。ととのえばなんでも美味しいけどね。

今日は混んでいて飲むスペースがなかったので、なんかパス。別に銭湯の外でも、ぐいっとやればいいのに。いらちやなあ自分。その後悔はバス中続く。

週後半、神経を使ったせいで久しぶりに体中が疲れていて、今日はソファーを独り占めしている状態だった。それを見たカミさんが、サウナでも行ってきたら、とありがたいお言葉。

家にあるしょぼいサウナに入りたいんだろう。日曜日は混んでるので避けたかったけど、重い体で久しぶりに遠出してみた。バスに乗ってほぼ端から端まで45分の旅。

混んではいたけど、ととのったのでサウナ後は全身の疲れが取れた。歩いている時すごく感じた。身体が軽くなったなと。この絶大な、サウナ効果はやっぱりすごい。

でもなあ。やっぱり、ゆっくり空いているサウナに3回入りたかったなあ。

追加で、湿度の話をしてみたい。

調べたところ、普通の生活環境で乾燥と言われるのは50%以下で、40〜60%が最適な湿度と言われるらしい。葉巻は65〜70%なんでヒュミドールの中の脱脂綿に水を含ませて湿度を上げて保管する。それより低いと乾燥しすぎて燃えすぎて味わいがなくなる。高すぎるとカビが生える。湿度の範囲は重要。

日常の生活では30%以下は地域によっては乾燥注意報レベルで、とんでもない値。葉巻は駄目になるし、鼻が乾燥で痛さを感じる。

サウナ室も同じで、50%ぐらいは必要。高温なので飽和水蒸気量が上がるので多量の水分追加が必要になる。

ガスストーブのサウナは、火が露出しているので確かに酸素と水素の反応で炎から水分が出る。それでも湿度が30%以下しかならないのに、ガスストーブをコンフォートサウナって言う。鼻の痛みはかろじてない湿度だが、まぶたの端が痛いので、ギュッと目を閉じる必要がある。

どこが、快適(コンフォート)やねん!

湿度の低いサウナは、腕に汗のツブツブがきれいに見える。これ、昭和のストロングサウナの証拠。

水風呂の先を知らなかった時代。この条件でととのうのは、かなり上級者。プロサウナー認定です。

湿度が低いと深部体温が38度以上に上がるのに15分ほどかかる。実験上、普通に入ると4セットかかりますので3セットではととのいません。皮膚の表面があぶられるだけで、超不快。

でも、不快には快感ホルモンで、その痛みで快楽を感じる人も一定数いるのは事実だけど、サウナの本当の喜びは違う。

自分自身はやはり50%は欲しい。すぐに結露で汗まみれになって自分の汗の量はわからなくなる。でも、鼻の痛さや目の痛さがなく、心地よく居れる。当然熱量が高いので、深部まで温まる。自宅の風呂より銭湯やスパの方が温まるのは、これと同じ。湯量(カロリー)が違う。この熱の総量が重要。

ロウリュウがあるのが、令和のサウナなのである。ロウリュウが無いのは、昭和ストロングサウナで快感の種類が全く違う、別のカテゴリーのサウナです。平成は移行期か。

人によって、好きなサウナはそれぞれです。それぞれを尊重しなければなりませんけどね。今は、ダイバーシティの世の中ですから。

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